【卓球ラバー】テナジーシリーズの性能比較

卓球

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卓球愛好家はおです!🏓

 

今回は、(少し今更感がありますが)卓球プレイヤーの中で人気のラバー、テナジーシリーズ(Butterfly)について、打ち比べてみての感想、性能の違いなどをご紹介したいと思います。

 

 

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テナジー05

まず初めにご紹介するのはテナジー05です。

このラバーはテナジーシリーズ最初のラバーで、売り文句は「回転をかける性能にすぐれた『テナジー』

回転性能と程よい打球感で発売から10年以上たつ現在でもトップ選手をはじめ多くのプレーヤーに使用されています。

 

ラリーにおける回転性能は言うまでもありません。

下回転打ちカウンターも比較的安定してできる、「対回転」にも強さを発揮するラバーだと思います。

ある程度どんなラケットに貼っても癖がなく使えるので、ディグニクスが登場してからもあえてこのテナジー05を使用するユーザーは多いですね(価格の問題もあるかと思いますが…)

 

より使いやすさを求めるユーザー向けにテナジー05-FX、ハードヒッター向けにテナジー05HARDもあります。

上級者は05か05HARDを使う方が多いですね!

多くの人に使われる万能ラバーです。

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

テナジー25

次に、テナジーの中では1番異端児?!

テナジー25の紹介です。

 

まず、最近これを使っている人はほとんど見たことがありません。

トップ選手だと、丹羽孝希選手が2013年の全日本選手権優勝時に使用していたラバーです(当時丹羽選手はButterfly契約)

 

 

 

実は僕、初めて使ったテナジーがこの25になります(笑)

中学生の頃、自分が入っていた卓球部でやたらとテナジーが流行りだして、みんな05とか64を使ってたので自分はあえて25でいってみようと思い、使い始めました。

 

 

特徴として、打球感はテナジーシリーズの中では比較的硬く、1枚の重量も重めです。

ロングボールは他のテナジーと比べると浅く、後ろに下がりすぎると飛ばすのがきついですが、売り文句の通り前陣で思い切り振ってちょうど良く入るラバーです。

カウンターもスイング方向に鋭くとびます。

「慣れ」ではありますが、テナジーシリーズの中だと1番サービスの回転が掛けやすいと感じました。

台上のボールの捌きやすさ、ツッツキの切りやすさもあるので、前陣でプレーする子供や女子選手に合うと思います。

より軽さ、使いやすさを求めるならスポンジを軟らかくしたテナジー25-FXもおすすめです。

 

クセは強いですが、受ける相手にとっても嫌らしさがあるラバーです。

使用する人がいないからこそ、使ってみると新たな道が開けるかもしれませんね(笑)

 

 

 

 

 
 
 

テナジー64

 

 

 

続いてご紹介するのはテナジー64

打球のスピードに優れたテナジーです。

 

ロンドンオリンピックの時期くらいまで水谷隼選手が両面に使用していましたね。

 

テナジーシリーズの中だと一番スピードがあり、ロングボールが直線的に飛びやすいのが特徴です。

 

回転性能は他のラバーに劣るでしょうか。

 

特にボールがプラスチックになってからは、セルロイドのときよりも回転がかけにくくなったので、トップ選手でこのラバーを使う人はあまり見かけなくなった気がします。

 

ただ、打球感はやわらかめなので05などよりは使いやすさを感じると思います。

 

スポンジが軟らかめのテナジー64-FXブロックがめちゃくちゃしやすいです。

 

あまりトップ選手向きではありませんが、パワーがない子供や女性の方、これからテナジーを使っていきたい人の入口としては非常にいいラバーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テナジー80

 

 

テナジー80の紹介です。

05、64が主流になっていた中で、回転性能とスピードのバランスに優れた「テナジー」として登場しました。

 

 

トップ選手では水谷隼選手が2013年ごろから両面に使用し、2016年リオオリンピックで悲願のメダルを獲得しました。

 

 

特化してる部分があるわけではありませんが、売り文句の通り、スピードと回転のバランスが良く、どんな技術もやりやすいラバーです。

 

 

僕も使用経験がありますが、ほかのテナジーと比べると05よりもスピードが出て64よりも回転がかかります。

特に05と比較すると、ロングボールは05の方が山がありますが、80は直線的に飛ぶ印象があります。

 

フォアでもバックでも両方使いやすいですが、上級者だと最近はバックに使用している人を多く見かけます。バック対バックの打ち合いで、05だとボールが上に上がりすぎるという人はこの80が合うかもしれません。

より使いやすさを求める初級者~中級者はテナジー80-FXがおすすめです。

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

テナジー19

 

 

最後に紹介するのはテナジー19です。

売り文句は「ボールをよくつかみ、強打を引き出すテナジー」。

 

 

ディグニクスユーザーが増える中で2021年3月に発売されたテナジーになります。

 

僕は発売から1年ほど使用しました。

特徴として、ラバーのスポンジの硬度はほかのテナジーと同じですが、シートが軟らかく食い込みやすい粒形状になっています。

性能面ではカウンターブロックがやりやすいです。

特にブロックの延長みたいな感じで相手の強打に角度を合わせて返すようなカウンターがダントツでやりやすいラバーだと個人的に感じていました。

 

 

よくテナジー05と比較されやすいので、05と比較した感想を述べると、ロング系のボールが深く、パワーがなくてもいいボールがいきます。

むしろ70%~80%の力で打った方がいい感じです!

 

 

打球感は軟らかめなので、シェークで片面に05、片面に19という使い方をしていると、19の方が使いやすく感じます。

 

柔らかラバーあるあるで、素直すぎるボールがいくので慣れられると取られやすい(嫌らしさがあまりない)という部分はあります。

その点で上級者にはあまり好まれてない印象がありますが、パワーがあまりない子供や女性の方、テナジーを初めて使う方におすすめできるラバーです。

 

 

 

 

 

 

 

テナジー性能まとめ

 

Butterflyの公式HPにテナジーの性能比較のレーダーチャートがあります。

テナジーシリーズ特設サイト|バタフライ卓球用品
チキータやカウンターなど、かつては難しいとされてきた技術を容易にした『テナジー』。登場以来、その高い回転およびスピード性能は、選手を魅了し続けている。

 

 

 

 

しかし、今回いちプレイヤーとして個人的に使用してみた感覚をオリジナルのレーダーチャートにしてみました。

 

 

 

 

(※個人の感想です)

 

 

 

 

 

 

 

上級者になるとだんだんパワーがついてスピードは自力で出せるようになるので、ラバーにはかた回転を重視する人が多いかと思います。

そうなるとやはり05あたりが全体のバランスも良くて多くの人に愛用されるんですね。

 

 

 

 

テナジーシリーズ、使ってみたいものがあれば皆さんもぜひ試してみてくださいね!

 

 

 

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