4年間銀行で勤めて大変だったこと・退職した理由

銀行

こんにちは、こんばんは

 

はおです!

 

2022年3月で、新卒で4年務めた地方銀行を退職し、現在離職中です。

 

 

今年の4月から働き始めた新入社員の方々は、入社1ヵ月ちょっとたった頃かと思います。

銀行に入行した方は、新入行員研修を終えてこれから本格的に支店で働く方や、もう既に仕事が不安で辞めたくなっている人もいるかもしれません。

銀行の仕事は華やかなイメージがありますが、実際に働く中でギャップを感じる部分もあると思います。

僕の同期の中にも、試用期間中に既に「辞めたい」と言っている人や「2,3年経験したら辞めて転職するつもり」と言っている人はいました。

僕は最初から銀行を辞めたいと思っていたわけではありませんが、4年間の中で何度か辞めたいと思う時期がありました。2021年の秋頃から本格的に退職に向けて行動し、2022年3月末に退職しました。

 

今回は、今までなかなかお話できてなかったのですが、僕が銀行で働いていて大変だったことと、4年で銀行を退職した理由をブログの中でお話ししたいと思います。

あくまで僕の経験に基づく話なので、すべての銀行や支店に当てはまるわけではありません。その点はご了承いただきたいと思います。

 

こんな人におすすめ!

  • 銀行の仕事に興味がある人
  • 銀行員1~2年目の方
  • 銀行からの転職を考えている方
 
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銀行で働いていて大変だったこと

 

社風(行風)

銀行はお金や顧客情報を多く取り扱う仕事なので、それらの取り扱いに関して厳格に定められたルールが存在します。なので職場の雰囲気自体も少し堅苦しい感じがありました。

人間関係は縦の繋がりがかなり重視されます。

上司の言うことは絶対なので、いくら白い物でも支店長が黒と言ったら黒になりそうな勢いでした。

 

それ故、どう考えても達成が難しそうな営業ノルマを「気合いで達成しろ」と根性論っぽく言われたりすることもあります。

 

学生時代、部活でそういう環境に慣れている人はやっていけるかもしれませんが、僕はすごく自分を殺しながら仕事をしないといけないような感じで辛かったです(-_-;)

 

 

営業

銀行員は基本的に営業で成果をあげることが求められます。

以前書いた記事でも紹介しましたが、支店の窓口担当者でも基本的に来店したお客さんに対して営業をしないといけません。

 

銀行の営業が大変と言われる所以ですが、ノルマが1つの項目ではなく、消費者ローン実行○○万円、クレジットカード発行○件、預かり資産手数料○○万円等項目が多く、数字も大きいということだと個人的には思います。

営業推進項目の中には、年会費がかかるようなクレジットカードやリスク性のある金融商品などもあります。

 

もちろんしっかりとニーズ喚起や商品案内等クロージングをしてお客さんの同意のもと申込をしていただかないといけないのですが、時にはお客さんが求めていないのにお願い営業のようになってしまうこともありました。

僕は4年間勤めてて営業がずっと苦手でした。お客さんに対して悪いことをしている気分になってしまうんですよね…。

これは上司の方からもよく言われたのですが、仕事として割り切ってやっていくしかありません。

銀行以外にも言えますが、営業の仕事は「数字を上げてなんぼ」です。いくら雑用ばかりこなしてても結局は営業で数字をあげないと仕事として評価してもらえないので…。

 

顧客対応

銀行には、口座の開設や預金の入出金、各種申込手続等で多くのお客さんが来店されます。

簡単な手続きであればいいのですが、煩雑で時間がかかる手続きも多く、突発的に来るので臨機応変に対応していかなければなりません。

お客さんも協力的でスムーズに手続きできればいいのですが、そうじゃない方も多かったです。

例えば、顔写真付の本人確認書類が必要な手続きなのに「今持ち合わせていないから保険証でできませんか」とか「ほかの銀行(支店)ではしてくれたのに融通利かないな」とか酷いこと言われることもありました。

取扱上できない手続きに関しては毅然とした態度で「できません」と言わないといけないのですが、悪者みたいに言われるのはすごく辛かったですね…。

 

 

プライベートの時間がとれないこともある

銀行は基本的カレンダー通りの営業で、完全週休2日制となっています。

営業日も、近年は残業せずになるべく早帰りするよう言われるので、残業も少なくなってきています。

 

ただ、仕事以外に使える時間があまりとれないことも多かったと感じました。

例えば、(最近はコロナ禍であまりないですが)業後に上司から飲み会に誘われることがあったり、

仕事に関わる資格試験の勉強を、仕事終わりや休日にしないといけないこともあります。

 

支店によっては、休日に地域の行事やイベントに参加したり、上司や取引先のお客さんからゴルフコンペに誘われることもあるでしょう。

 

僕も入行後最初の配属の支店で「勉強会」という名の残業が度々ありましたし、支店長がゴルフ好きな方だったので定期的に休日のゴルフコンペが開催されていました。

ゴルフに関しては、

・体質的に長時間外で運動するのが苦手だから

・下手なのでご迷惑をおかけするから

という理由で入行当初にお断りし、「ゴルフしないヤツ」認定されてたのでほとんど行かずに済みました。

 

僕は、プライベートの時間は仕事のことを考えずに過ごしたいので、この点は少し大変でした。

 

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僕が銀行を辞めた理由

最後に、僕が銀行を退職した理由についてのお話になります。

包み隠さずお話しすると「銀行から逃げたかった」からです。

 

平日に毎日時間と数字に追われ、上司に怒られ、心も体もボロボロになって帰り、土日に休んでまた同じことの繰り返し。

僕は気持ちの切り替えがあまりうまくできないので、休日や業後も仕事のことを考えてしまってリフレッシュできないことが多かったです。睡眠中に仕事をしている夢を見ることもしょっちゅうありました。日曜日の夕方になると、翌日からの1週間に怯えていました。精神衛生上良くなかったですね。

その中で、「自分が本当に一生やっていくことができる仕事かどうか」「このまま銀行に居続けて自分は幸せだろうか」と考えたときに、違うかもしれない」と思ったんですね。

同時に、まだ20代独身で融通が利くうちに違う世界を見てみたいとも思いました。

 

4年目の秋くらいに在職中に転職活動してたことがあり、内定をもらった企業もありましたが、僕はすぐ転職するのではなく、1度離職して職業訓練を受けながら求職活動をする決断をしました。

自分はわりとすぐにでも辞めて転職したい気持ちがあったのですが、両親に相談したときに、「自分の人生だから、そんなに慌てて決めなくてもいいんじゃない?銀行辞めるのは全然反対しないから、せめて年度末まで頑張って、辞めてからどんな道に進むかゆっくり考えてもいいと思うよ。」と助言をもらいました。

2022年5月現在、僕は離職中で職業訓練を受講しています。

転職活動は収入面や仕事のブランクの面で考えると一般的には在職中に行うのがいいと言われています。

なので、まだ自分の決断が正しかったかのかどうか、「吉」と出るのか「凶」と出るのかわからない状態です。

でも、自分で努力して「吉」にしていかなければならないと思います。

 

 

まとめ

いかかだったでしょうか?

今回は銀行の大変なところと僕が辞めた理由という、少しネガティブな内容の記事になってしまいましたね(^-^;

僕は学生時代から特別やりたいことがあったわけではなく、「なんとなくの安定」を求めて銀行に就職し、新卒で4年間働いていました。

営業で数字を上げたり、お客さんに感謝されたときは嬉しかったですし、上記のように大変なこと、辛いことも多々ありました。

では、銀行なんて就職しなければよかった」と思うかというと…

 

決してそうは思いません!

 

やはり、新卒で社会に出て働くという貴重な経験をさせていただき、学ばせていただいた場所ですし、そこでたくさんの方とのご縁があってやって4年間やってこれました。

それは本当に感謝しかありません。

 

なので、銀行に対しての批判とか、就活生に「銀行はやめたほうがいいですよ」というつもりはありません!

 

以前の記事でもご紹介しましたが、銀行員はもちろん魅力もありますので!

【銀行員・就活生へ】銀行で働く魅力 | STAR BANKER~スターバンカー はおのブログ~ (starbanker19.com)

 

 

今回の記事が少しでも銀行について知る材料になればと思います。

ぜひ感想やコメントがございましたらよろしくお願いします!

では、ごきげんよう(^^)/

 

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